昨年発行された、アレクサンダーテクニークの本。
印象に残った言葉を、いくつか本より抜粋します。
正しいポジションというものはないが
正しい方向性というものはある。
(F.M.アレクサンダー)
楽器を演奏する時、実際には2つの楽器を使っていることに気づいている音楽家は多くない。
自分自身が第1の楽器であり、いわゆる楽器は第2である。
もし第2の楽器を弾くことに喜びや心地良さを感じることができれば、第1の楽器は、適切な方法で機能しているはずだ。
(チェロ アショック・クロウダ)
首を自由にしよう
頭が「前へ上へ」いくように
背中が長くなり広くなるように
両肩が多大に離れていくように
両肘は前へ、そして離れていくように
両足が地面についているのを感じよう
(本62ページ)
手が手中と繋がりを持つ
楽器の振動を感じよう
バランスをとるとは、動かないでいることとは全く違うこと
自分の身体についての(潜在意識的な)概念は、自分の身体の使い方に影響を与える。
自分の身体の使い方は、その機能の仕方に影響を与える。
「指が5本ついている手が2つあると思うな。
身体から10本の指が生えていると思え」
(フランツ・リスト)
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