小澤征爾さん




毎日、たくさんの方に「ピアノ日和」を読んでいただき、ありがとうございます。



昨夜は、小澤征爾さんの音楽を聴きました。


学生時に「ボクの音楽武者修行」(新潮文庫/小澤征爾著)を読み、小澤征爾さんの生の舞台を聴きたくなってコンサートに行きました。

それからCDで聴くようになり。

小澤征爾さんの語録帳を作ったのも、この頃。


それから、念願の松本のサイトウキネンへ。



情熱、妥協のなさ、若手の育て方、ユーモア、ざっくばらんさetc(「ボクの音楽武者修行」の本では、「~になっちまった」の口調)


音楽にもお人柄にも惹かれました。




ブラームス交響曲第1番(カーネギーホール)



チャイコフスキー 弦楽セレナーデ(サイトウキネン)



何度も観ている動画

同じ時代を生きることができたこと、幸運です。




小澤征爾さん語録

「音楽作り」には四重奏が大切だと信じています。細かく言えば、音楽の語法とか、論法とか、そういうものを習うのにも四重奏はすごくいい。


建築はもちろんですけれど、音楽も生活と結びついています。だから、(外国で)暮らさないと、本当の音はわからない。


集中力っていうのは、天才のものじゃないんだ。訓練だ。


親の方が子供から得ることがよっぽど多いですよ。それと同じで、教えるということはとても勉強になる。


テレビで見たり、インターネットで調べたりで世界を知った気持ちになってしまう。確かに私たちが若い頃よりもはるかに海の向こうの情報は入ります。でも、それは他の誰かの体験であって、自分自身の経験ではありません。


カラヤン先生も、レニーも、8分音符も16分音符もぴったりです。


できる者ではなく、最低の者のレベルを上げることこそ教える者の技である。


本当の音楽をしていれば、絶対に報われないということはない。

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