《BOOK》振り付けによるレッスン(セイモア・バーンスタイン)




毎日、たくさんの方に「ピアノ日和」を読んで頂き、ありがとうございます。



大人になってピアノを始める方が、どのようなアプローチをすると、効率良く

・弾きたい曲が弾ける

・弾きたい音に近づく

・楽に弾く事ができる

・楽譜が分かる 等

身につけられるのか、模索しています。


良さを感じているのが、

・金子勝子先生のメソッド(効果が分かる)

・大人のハノン(スケールが2オクターブ)

・バーナム(譜読みしなくて良い)

・教芸バイエル(段階的な進度、初見力に)

願いをお聞きして、組み込む・組み込まないを、決めています。



ピアノ教師として有名な、セイモア・バーンスタインさん。

ピアノの基礎を「振り付け(型)」としてご提案していらっしゃいます。

以下、著書『ピアノ奏法20のポイント~振り付けによるレッスン~』より抜粋です。



「振り付け」という言葉を聞くとき、人はダンスを想像することでしょう。

「振り付け」とは、広い意味で捉えるなら身体の動きやステージ上の移動パターンをはじめとする舞踏の内容、組立、構成というったことを意味します。

しかし、さらに厳密に考えるならば、振り付けとは、それ自体が特殊な指示記号を用いて部等の動きを表現する、芸術なのです。

では、これがいったいピアノとどのような関係があるのでしょう。


実は、鍵盤上において、あなたの手が行うさまざまな動きもまた振り付けなのです。

言い換えるならば、スラー、スタッカート、休符は基本的にはたった3つの指示記号によって表されますが、それらを弾くには、縦、横、回旋を組み合わせたさまざまな動きが要求されます。

これらの動きは、あなたと楽器を結びつけるだけではなく、あなたと音楽をも結びつけてくれるのです。

1つの音楽作品を演奏するなかでのあなたの動きのすべては、まさに指、手首、腕、上体によるバレエ以外の何ものでもありません。

鍵盤上のダンスと言ってもよいかもしれません。

セイモア・バーンスタインさん(ピアニスト、教師、作曲家、作家)

「型」という、発想。


家のピアノ時間がクリアになるレッスンにしたいです。

岐阜 大人の為の個人ピアノ教室

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