【コツ】左右4:3や3:2の弾き方



毎日、たくさんの方に「ピアノ日和」を読んで頂き、ありがとうございます。 



家でできることの提案。 

今日は、子犬のワルツ(Chopin)、ソナタ悲愴(Beethoven)、アラベスク(Debussy)、幻想即興曲(Chopin)などの曲で使われている左右4:3や3:2のリズムの弾き方について。


感覚的に弾ける場合、それがbestだと。そして、理屈・細分化が力になる方にはその方法(今日はこの提案)がbestなのだと思います。


理屈と細分化の提案

①左右の「合う音」を理解する。

例えば幻想即興曲。

左8:右6を→左4:右3と見て、赤の点線の部分は必ず合うことを理解。

これが分かることで弾ける方もあります。




②左右の音の数の「最小公倍数」でリズムを刻み、視覚化。

右上の図の理解で、弾ける方も。



更に、右上の図を『前半・後半』で分けたものが、右下の図。

1 前半のみ弾く(手にタイミングが馴染むまで)

2 後半のみ弾く(手にタイミングが馴染むまで)

3 前後半続けて弾く

このような細分化により弾ける方もあるかもしれません。



♪  ♪  ♪



レッスンに来て下さっている方がこの4:3が使われている曲を弾いてみえるので、記事にしました。

ヒントになる方がありましたら嬉しいです。

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