毎日、たくさんの方に「ピアノ日和」を読んで頂き、ありがとうございます。
楽譜を読む力。
大人の方とのレッスンでは、「ドレミ」を書き込む方法を希望される場合、その願いに添います。譜読みの力をつけたいと希望される場合は、読譜力にも取り組みます。(途中から変更の方もあります)
楽譜を読む力のつけかたはたくさんあります。
以下、譜読み力が伸びると感じている方法を書き出します。
☆ ☆ ☆
(1)同レベルの本を何冊も並行して進める
馬場まさよさんの本でも紹介されています。
同じくらいの段階の教則本や曲集を、例えば3冊(~5冊)並行して進めます。
1冊だと、すぐに難易度が上がります。しかし、同じ程度の本を何冊か並行して進めると、譜読みの難易度が同じくらいなので、例えば1週間に10曲以上など、譜読み曲(経験)が増します。本代はかかりますが、先々のことを考えて自己投資。
(2)アプリを利用する
若い受講生の方に教えていただいた、「おんぷちゃん」「リズムくん」。
無料版もありますが、有料(両方で500円)が優れているそうです。
音やリズムの正解・不正解がクリアにわかるので、効率よく家で取り組むことができます。
(3)音符カードを使う
フラッシュカード。少なくとも加線3本までは広げます。
大譜表カード(ト音記号とヘ音記号の連結)のものを。
小さいお子さんは、2枚の違いを言い当てることから。(ドとレの違いなど)
(4)目印の音をいくつも作る
5か所のドの位置、ト音記号の加線の音は「ドミソシレファラ」(呪文のように覚える)など、「目印になる音」を覚えます。そして、そこから、「この音の一つ上」という感じに広げていきます。
(5)呉暁さんのソルフェージュの本
楽譜を見て歌う、リズムを打つ。呉さんの本は、段階がゆるやかであり、曲数豊富です。
「~歳の為」と書かれていますが、それにとらわれず(大人の方も)合う段階のものを。
(ただし、正解・不正解の確認を誰かにしてもらう必要が)
(6)集中講座
大人の方は、最初に集中的に理屈理解すること、お勧めです。
理解して、それが反射的に分かるようにしていきます。
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