毎日、たくさんの方に「ピアノ日和」を読んで頂き、ありがとうございます。
最近、質問が重なっているのが、初見(読譜)を強くする為にできること。
今日は、ご質問を受けた「読譜の為に家でできること」を、改めて。
3つの手順の案を書き出します。
①目印の音を覚える
・「線対称」で5箇所のドの位置を覚える。(図はここに)
・独自の目印となる音を覚える。(〃)
②①を基準にその上・その下…と、1音1音、ぱっと見て分かる音を増やす。
・トランプのようなカードを使って(できたら加線3本まで)
・読譜アプリを使って
③自分がぱっと見て弾けるくらいの曲を、数多く弾いていく。
<初心の方の初見曲として>
教育芸術社の「こどものバイエル」(他の出版社は左手もト音記号が多い)
<おすすめの理由>
・ト音記号・へ音記号(大譜表)であること。
・5指置いたまま弾ける。
・左手が全て「ソ」の音~少しずつ音型が変わり、主に右手を目で追っていける。
・音幅少なく、跳躍が無く、ハ長調が大半。
以上の要素で、ブラインドタッチで弾きやすい曲の曲数が豊富。
<上記がブラインドタッチで弾ける方の初見曲として>
「はじめてのギロック」
<おすすめの理由>
・臨時記号なし・ポジション移動なしで弾ける曲も多い。
(全音版p21、22、23、24、25、26、28、31)
・ポジションは違うけれど、5指置いたまま弾ける曲も。
(全音版p30、34)
・少しの臨時記号、他は5指置いたまま、素敵なワルツ!
(全音版p38)
・タイトルを想像しながら楽譜に書かれているスラーやスタッカートや強弱記号をつけてみると、曲が生き生きとしてくる。
・1ページの曲が多い。長くて2ページ。
・調性は♯♭2つまで。
ご参考になる方、ありましたら。
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